参院選で、選挙権をめぐって一票差で訴訟が起こされました。東京高裁は、議員の選挙権は「合憲」だと判断しました。
1票差で選挙権をめぐる訴訟、最高裁は「合憲」と判断
最高裁は、この事件で東京地方家庭法裁判所が「一票の差は選挙権の侵害と見なすべきではない」と判断したことを覆し、「このような一票差では選挙権の侵害とは見なされない」と判断しました。
裁判所は、選挙権をめぐる訴訟で、一票差が選挙権の侵害とみなされるのは「極端」な場合に限ります。このため、一票差がある選挙で選挙権をめぐって訴訟を起こすことは難しくなります。