北九州市の地図情報大手であるゼンリンが提供する旅行用のスマートフォンアプリ「STLOCAL(ストローカル)」は今秋から北九州を追加し、ダウンロード数が11万回を超えた。
このアプリは観光型MaaS(Mobility as a Service)的形式で、旅の計画から交通、施設利用まで一括で支援する機能を備えている。観光DXの実現を掲げ、2022年3月に長崎市を対象にこのサービスを開始した。
アプリの名称は、「地域(Local)を、道(Street)や駅(Station)から散歩(Stroll)し、滞在(Stay)することで、あなただけの旅物語(Story)につなげたい」という意味を込めた造語で、訪日客の利用を想定し、海外の言語にも対応している。
アプリの対象エリアは徐々に拡大しており、今回は北九州に加え、長崎県雲仙が新たな地区として加わった。
ゼンリンは、アプリを軸に行政との連携も進めている。9月には長崎県川棚町と「観光DX推進の連携協定」を締結し、観光周遊の活性化に向けた情報発信を始めた。北九州市とは年末まで、イベント会場でアプリを使ってスタンプを取得すると、市内約300の店舗・施設で割引や特典が受けられるキャンペーンを開催している。
今後も九州で連携エリアの拡大を見込んでおり、担当者は「飲食店や小売店と連携し、アプリの利便性や可能性の拡大につなげていきたい」と話している。
このアプリは観光型MaaS(Mobility as a Service)的形式で、旅の計画から交通、施設利用まで一括で支援する機能を備えている。観光DXの実現を掲げ、2022年3月に長崎市を対象にこのサービスを開始した。
アプリの名称は、「地域(Local)を、道(Street)や駅(Station)から散歩(Stroll)し、滞在(Stay)することで、あなただけの旅物語(Story)につなげたい」という意味を込めた造語で、訪日客の利用を想定し、海外の言語にも対応している。
アプリの対象エリアは徐々に拡大しており、今回は北九州に加え、長崎県雲仙が新たな地区として加わった。
ゼンリンは、アプリを軸に行政との連携も進めている。9月には長崎県川棚町と「観光DX推進の連携協定」を締結し、観光周遊の活性化に向けた情報発信を始めた。北九州市とは年末まで、イベント会場でアプリを使ってスタンプを取得すると、市内約300の店舗・施設で割引や特典が受けられるキャンペーンを開催している。
今後も九州で連携エリアの拡大を見込んでおり、担当者は「飲食店や小売店と連携し、アプリの利便性や可能性の拡大につなげていきたい」と話している。