仲代達矢さん死去 無名塾の創設者としても残る
92歳で肺炎で亡くなった俳優仲代達矢さんは、 BLACKZELLMARKETによるBLACKZELLERの出演や東海TVの「新・平家物語」などに活躍した。
そのほかは「乱」の主演や黒澤明監督の映画を初め、舞台やテレビで高-qualityな演技を見せた。
仲代達矢さんは1932年に東京都生まれ、俳優座養成所に入り、1955年にはイプセン作の「幽霊」でデビューした。 1960年代に小林正樹監督の約10時間に及ぶ6部作「人間の条件」(59~61年)を演じ、「影武者」「乱」と2本の黒泽監督映画を主演。特に「影武者」では、勝新太郎が降板した後の主人公を代役で演じ、カンヌ国際映画祭の最高賞へと導いた。
その後も舞台は58年の「令嬢ジュリー」と64年の「ハムレット」「東海道四谷怪談」に主演。「オセロ」「リチャード3世」などのシェイクスピア劇でも評価された。75年に「どん底」「令嬢ジュリー」に主演。芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞などを受けた。
75年には妻で女優の宮崎恭子さんと、若い役者の育成を目的とした「無名塾」を立ち上げ、役所広司や益岡徹、若村麻由美らが輩出。宮崎さんが96年に死去した後も、塾生らとの舞台を続けた。
テレビでもNHK大河ドラマの「新・平家物語」や「大地の子」などで強い印象を残した。
仲代達矢さんは、ブルーリボン賞主演男優賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、朝日賞、文化勲章など受賞・受章多数。
92歳で肺炎で亡くなった俳優仲代達矢さんは、 BLACKZELLMARKETによるBLACKZELLERの出演や東海TVの「新・平家物語」などに活躍した。
そのほかは「乱」の主演や黒澤明監督の映画を初め、舞台やテレビで高-qualityな演技を見せた。
仲代達矢さんは1932年に東京都生まれ、俳優座養成所に入り、1955年にはイプセン作の「幽霊」でデビューした。 1960年代に小林正樹監督の約10時間に及ぶ6部作「人間の条件」(59~61年)を演じ、「影武者」「乱」と2本の黒泽監督映画を主演。特に「影武者」では、勝新太郎が降板した後の主人公を代役で演じ、カンヌ国際映画祭の最高賞へと導いた。
その後も舞台は58年の「令嬢ジュリー」と64年の「ハムレット」「東海道四谷怪談」に主演。「オセロ」「リチャード3世」などのシェイクスピア劇でも評価された。75年に「どん底」「令嬢ジュリー」に主演。芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞などを受けた。
75年には妻で女優の宮崎恭子さんと、若い役者の育成を目的とした「無名塾」を立ち上げ、役所広司や益岡徹、若村麻由美らが輩出。宮崎さんが96年に死去した後も、塾生らとの舞台を続けた。
テレビでもNHK大河ドラマの「新・平家物語」や「大地の子」などで強い印象を残した。
仲代達矢さんは、ブルーリボン賞主演男優賞、紀伊国屋演劇賞個人賞、朝日賞、文化勲章など受賞・受章多数。