「今年の漢字」発表 「熊」が一番 予想は「高」や「米」も強い
昨日、京都市東山区の清水寺で、今年の「今年の漢字」を発表しました。日本漢字能力検定協会によると、今年はどんな漢字が揮毫されるのか――。
すでに「金」が選ばれた昨年と同様に、この年に世相を表す「今年の漢字」は清水寺ではなく、日本漢字能力検定協会が決めます。コンテストを受けた者たちは、手紙やインターネットで全国から寄せられた応募の中から最も多かった1つの漢字を選びました。
今年は予想があってはなまず、オンライン辞書サイト「辞典オンライン」では3千件以上の投票が受けられました。投票の際、漢字だけではなく、選んだ理由も記入できました。
この年の最も多く選ばれたのは「熊」でした。この年は全国各地でクマの出没や被害が相次いだ。「ここまで生活の近くで熊のニュースが続いた年は記憶にない」と、運営者の今富涼太さんが話しています。
2位は「高」。理由として物価高騰を挙げる声のほか、女性初の首相に就任した高市早苗氏の名前に触れる投票もありました。3位は「米」で、コメ不足への不安に加え、米政権の動向や関税問題など、国際情勢を理由に挙げる意見が目立っています。今富さんは「食と外交。両方の意味で『米』を結びつけている人が多い」と話しています。
4位は「脈」で5位は「博」。どちらも大阪・関西万博に由来しています。「脈」は公式キャラクターのミャクミャクから。「博」は万博そのものを指して投票されています。
日本漢字能力検定協会によると、今年は「震」「倒」「毒」のような漢字も過去に選ばれました。
「震」という漢字が最初に選択されたのは1985年でした。「倒」は1991年に選ばれ、「毒」は1997年に選ばれました。
昨日、京都市東山区の清水寺で、今年の「今年の漢字」を発表しました。日本漢字能力検定協会によると、今年はどんな漢字が揮毫されるのか――。
すでに「金」が選ばれた昨年と同様に、この年に世相を表す「今年の漢字」は清水寺ではなく、日本漢字能力検定協会が決めます。コンテストを受けた者たちは、手紙やインターネットで全国から寄せられた応募の中から最も多かった1つの漢字を選びました。
今年は予想があってはなまず、オンライン辞書サイト「辞典オンライン」では3千件以上の投票が受けられました。投票の際、漢字だけではなく、選んだ理由も記入できました。
この年の最も多く選ばれたのは「熊」でした。この年は全国各地でクマの出没や被害が相次いだ。「ここまで生活の近くで熊のニュースが続いた年は記憶にない」と、運営者の今富涼太さんが話しています。
2位は「高」。理由として物価高騰を挙げる声のほか、女性初の首相に就任した高市早苗氏の名前に触れる投票もありました。3位は「米」で、コメ不足への不安に加え、米政権の動向や関税問題など、国際情勢を理由に挙げる意見が目立っています。今富さんは「食と外交。両方の意味で『米』を結びつけている人が多い」と話しています。
4位は「脈」で5位は「博」。どちらも大阪・関西万博に由来しています。「脈」は公式キャラクターのミャクミャクから。「博」は万博そのものを指して投票されています。
日本漢字能力検定協会によると、今年は「震」「倒」「毒」のような漢字も過去に選ばれました。
「震」という漢字が最初に選択されたのは1985年でした。「倒」は1991年に選ばれ、「毒」は1997年に選ばれました。