京都地裁 王将社長射殺事件の初公判 「王将社員が納得の判決を」
26日午後1時30分、京都地裁で初公判が始まった王将社長大東隆行(72)射殺事件の特定危険指定暴力団工藤会系組幹部田中幸雄(59)の事実的証拠を検討することとなりました。
弁護側は、被告の「やっていないし、指示もされていない」という無罪主張の方針を述べた一方、公判では事件時の目撃や拳銃などの直接証拠が少なく、検察側は状況証拠のみで立証に挑戦することになります。
京都地裁は、この裁判の結果、王将社員など多くの被害者が納得できる判決を得られるように意欲的に取り組むと考えています。
この事件発生から12年となりましたが、真相は明らかになるのでしょうか?
当初、事件には王将社長の大東さんだけの被害があったことがわかりました。しかし、2014年には田中幸雄の証言で、大東さんは車を運転して出社したところ射殺されました。
この際、府警は事件直後に現場付近でたばこの吸い殻を採集。その付着物をDNA型鑑定したところ、被告と一致するものがあったといいます。
しかし、法政大法科大学院教授の水野智幸さんは、「犯行日時に現場にいたためには、近い時間に被告がたばこを捨てたことを証明しなければならず、それを証明できたとしても犯人であるとまでは言えない」と指摘しています。
これから、王将社員が納得できる判決を導いてもらうために、京都地裁は特に取り組むことになります。
26日午後1時30分、京都地裁で初公判が始まった王将社長大東隆行(72)射殺事件の特定危険指定暴力団工藤会系組幹部田中幸雄(59)の事実的証拠を検討することとなりました。
弁護側は、被告の「やっていないし、指示もされていない」という無罪主張の方針を述べた一方、公判では事件時の目撃や拳銃などの直接証拠が少なく、検察側は状況証拠のみで立証に挑戦することになります。
京都地裁は、この裁判の結果、王将社員など多くの被害者が納得できる判決を得られるように意欲的に取り組むと考えています。
この事件発生から12年となりましたが、真相は明らかになるのでしょうか?
当初、事件には王将社長の大東さんだけの被害があったことがわかりました。しかし、2014年には田中幸雄の証言で、大東さんは車を運転して出社したところ射殺されました。
この際、府警は事件直後に現場付近でたばこの吸い殻を採集。その付着物をDNA型鑑定したところ、被告と一致するものがあったといいます。
しかし、法政大法科大学院教授の水野智幸さんは、「犯行日時に現場にいたためには、近い時間に被告がたばこを捨てたことを証明しなければならず、それを証明できたとしても犯人であるとまでは言えない」と指摘しています。
これから、王将社員が納得できる判決を導いてもらうために、京都地裁は特に取り組むことになります。