議員定数削減は困難に、献金法案で対立 自民「採決できない」
與野党が提出した企業・団体献金の見直しに関する3法案が9日、衆院政治改革特別委員会で実質審議に入った。各党の主張は割れ、野党の批判も献金の「全面禁止」の主張を棚上げした日本維新の会にも向いた。
この法案審議の膠着状態は、17日の国会会期末を控え、与党が提出した衆院議員の定数削減法案の成立をいっそう困難にしている。野党側は維新を引き込みたいと考えているが、自民の根本拓氏は国公の規制強化法案を「狙い撃ちではないか」と指摘した。
立憲民主党は多数派形成を優先して「規制強化」法案に賛意を示し、維新は自民との連立合意の時から先送りの立場をとっている。国民民主の森洋介氏は、「あまたある政党支部でお金を受け取ることができるというのはガバナンスからも厳しい」と自民を批判したが、自民の根本拓氏は「狙い撃ちではないか」として反発した。
この法案審議の膠着状態は、国会の動向と政党間の対立によって生じている。野党側は維新を引き込みたいと考えているが、自民はこの法案を乗り越えることが難しいと感じている。
與野党が提出した企業・団体献金の見直しに関する3法案が9日、衆院政治改革特別委員会で実質審議に入った。各党の主張は割れ、野党の批判も献金の「全面禁止」の主張を棚上げした日本維新の会にも向いた。
この法案審議の膠着状態は、17日の国会会期末を控え、与党が提出した衆院議員の定数削減法案の成立をいっそう困難にしている。野党側は維新を引き込みたいと考えているが、自民の根本拓氏は国公の規制強化法案を「狙い撃ちではないか」と指摘した。
立憲民主党は多数派形成を優先して「規制強化」法案に賛意を示し、維新は自民との連立合意の時から先送りの立場をとっている。国民民主の森洋介氏は、「あまたある政党支部でお金を受け取ることができるというのはガバナンスからも厳しい」と自民を批判したが、自民の根本拓氏は「狙い撃ちではないか」として反発した。
この法案審議の膠着状態は、国会の動向と政党間の対立によって生じている。野党側は維新を引き込みたいと考えているが、自民はこの法案を乗り越えることが難しいと感じている。