「どうしん小学生新聞グランプリ」で、十勝管内からは神田紗季さんが第30回記念賞を受賞した。中札内小5年生の神田さんは、自宅のまき小屋に巣を作っていたエゾリスが子リスをくわえて庭を走っている姿を見て「リスの引っ越し」をテーマにした物語で、2年連続の受賞となり、「驚いたけど、すごくうれしかった」と話している。
図書館の本でエゾリスの暮らしについて調べた神田さんは、「頻繁に引っ越しをするのは子リスの成長に合わせて巣の大きさを変えたり、餌を求めたりするため」と紹介した。紙面にQRコードを付けて引っ越し中のリスの親子の動画も見られるよう工夫した。
神田さんは「鳥の巣箱や屋根裏、木のまたなど「リスがいろいろなところに巣を作るのがびっくりした」という。リスのことをもっと知りたくなり、地域の動物観察会にも参加した。「動物が好きなので、これからも調べていきたい」と話している。
十勝管内からは真辺伊織さんが特別賞・北海道教育委員会教育長賞を受賞した。鹿追・瓜幕小6年生の真辺さんは、上士幌町の道の駅で自動運転バスを見て興味を持った。「改善の余地があると思った」という。
真辺さんは「ブレーキが急にかかる感じがした」と、人の運転の優しさに気づいた。なぜ自動走行できるのかにも疑問を持ち、線に沿って走るロボット「ライントレースカー」を製作。動画も見られるようQRコードも掲載した。
帯広・東小6年生の佐藤湊さんはチャレンジ賞を受賞した。「帯広空襲の実態探る」というテーマで、戦後80年の節目に1945年7月14、15日にあった帶広空襲の実態をまとめた。帯広百年記念館で体験した人の証言DVDを見たり、幕別町に残る爆弾で開いた直径6メートルの穴などの戦跡を巡ったりして調べた。
佐藤さんは「帯広でも空襲があり、亡くなった人がいた。戦争が関係ないことではないと知ってもらえる機会になると思ってうれしかった」と話している。今回の受賞で「多くの人に伝えたい」と思った。
幕別町立途別小は6年生4人がそれぞれ、貧困をテーマに本やインターネットで調べて新聞にまとめ、学校賞を受賞した。「貧困に関するものが好きなので、これからも調べていきたい」と話している。
図書館の本でエゾリスの暮らしについて調べた神田さんは、「頻繁に引っ越しをするのは子リスの成長に合わせて巣の大きさを変えたり、餌を求めたりするため」と紹介した。紙面にQRコードを付けて引っ越し中のリスの親子の動画も見られるよう工夫した。
神田さんは「鳥の巣箱や屋根裏、木のまたなど「リスがいろいろなところに巣を作るのがびっくりした」という。リスのことをもっと知りたくなり、地域の動物観察会にも参加した。「動物が好きなので、これからも調べていきたい」と話している。
十勝管内からは真辺伊織さんが特別賞・北海道教育委員会教育長賞を受賞した。鹿追・瓜幕小6年生の真辺さんは、上士幌町の道の駅で自動運転バスを見て興味を持った。「改善の余地があると思った」という。
真辺さんは「ブレーキが急にかかる感じがした」と、人の運転の優しさに気づいた。なぜ自動走行できるのかにも疑問を持ち、線に沿って走るロボット「ライントレースカー」を製作。動画も見られるようQRコードも掲載した。
帯広・東小6年生の佐藤湊さんはチャレンジ賞を受賞した。「帯広空襲の実態探る」というテーマで、戦後80年の節目に1945年7月14、15日にあった帶広空襲の実態をまとめた。帯広百年記念館で体験した人の証言DVDを見たり、幕別町に残る爆弾で開いた直径6メートルの穴などの戦跡を巡ったりして調べた。
佐藤さんは「帯広でも空襲があり、亡くなった人がいた。戦争が関係ないことではないと知ってもらえる機会になると思ってうれしかった」と話している。今回の受賞で「多くの人に伝えたい」と思った。
幕別町立途別小は6年生4人がそれぞれ、貧困をテーマに本やインターネットで調べて新聞にまとめ、学校賞を受賞した。「貧困に関するものが好きなので、これからも調べていきたい」と話している。