英BBC放送は9日、デービー会長とターネス報道担当最高経営責任者(CEO)が辞任することを発表した。理由として、過去の演説を意図的に編集して「視聴者に誤解を与えた」と述べている。
トランプ米大統領による21年1月の連邦議会襲撃事件を取り上げたドキュメンタリー番組が放映された。これは、事件直前にトランプ氏が支持者集会で行った演説に関し、BBCが「議会に向かおう」「死ぬ気で戦う」といった発言を意図的につなげ、同氏が「明示的に襲撃を奨励したかのように見せた」としている。
問題の編集は、英紙テレグラフが今月に入り、BBCの外部アドバイザーを務めていた人物による内部メモを報じたことで発覚した。同紙によれば、この人物はBBC幹部らに「編集はミスリーディングだ」と繰り返し訴えたものの、黙殺されたとしている。
米ホワイトハウスのレビット大統領報道官は同紙に「BBCは100%フェイク・ニュースだ」と批判していた。
トランプ米大統領による21年1月の連邦議会襲撃事件を取り上げたドキュメンタリー番組が放映された。これは、事件直前にトランプ氏が支持者集会で行った演説に関し、BBCが「議会に向かおう」「死ぬ気で戦う」といった発言を意図的につなげ、同氏が「明示的に襲撃を奨励したかのように見せた」としている。
問題の編集は、英紙テレグラフが今月に入り、BBCの外部アドバイザーを務めていた人物による内部メモを報じたことで発覚した。同紙によれば、この人物はBBC幹部らに「編集はミスリーディングだ」と繰り返し訴えたものの、黙殺されたとしている。
米ホワイトハウスのレビット大統領報道官は同紙に「BBCは100%フェイク・ニュースだ」と批判していた。