男性を想起する派が約7割 リーダーや上司の性別によって組織が変わるか
今度は次世代の女性リーダーの輩出や女性活躍推進を目指す政府や企業でもさまざまな施策を進めています。しかし、リーダーや上司の性別によって組織は変わるのでしょうか。パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関「Job総研」が実施した「2025年上司に関する意識調査」によると、「上司」と聞いて最初に思い浮かぶ性別は約7割を占めることがわかりました。
調査では、同社が運営する匿名相談サービス「JobQ Town(ジョブキュータウン)」を利用する全国の20~50代の社会人男女385人を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。結果は以下のようになっています。
男性を想起する派が69.6%、女性を想起する派が5.2%、性別を気にしなかった派が25.2%と回答しました。男性を想起する派では、男性が76.3%、女性が55.5%で、「性別を意識しなかった派」は女性が38.1%で多数となりました。
また、「上司の性別によって組織が変わる」と答えている277人にその項目を聞いたところ、「コミュニケーションの丁寧さ」(37.2%)、「感情の出し方」(32.9%)、「発言のしやすさ」(32.5%)が上位に挙がりました。「男性側」では、「コミュニケーションの丁寧さ」(23.3%)、「職場の心理的安全性」(19.3%)、「発言のしやすさ」(18.1%)が上位となりましたが、「女性側」では「感情の出し方」「発言のしやすさ」(いずれも37.3%)、「コミュニケーションの丁寧さ」(35.3%)が上位となりました。
男性側からは、「男性はフィードバックや指示が具体的、鈍い人も多いが、仕事をすすめる能力が高いと思う」「女性の場合は抽象的だが期待をはっきりと伝える、というスタンスの違いを感じた」などと回答しています。女性側からは「女性の上司はなんとなく怖いと思ってしまう。自分は女性だが、男性のほうが仕事がしやすい」などの声が寄せられました。
これらの結果から「上司」と聞いて最初に思い浮かぶ性別が男性が約7割を占め、「上司」の性別によって組織が変わる可能性があり、男性と女性の両方から意見を得て、男女差の問題に対処する必要があることがわかります。
今度は次世代の女性リーダーの輩出や女性活躍推進を目指す政府や企業でもさまざまな施策を進めています。しかし、リーダーや上司の性別によって組織は変わるのでしょうか。パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関「Job総研」が実施した「2025年上司に関する意識調査」によると、「上司」と聞いて最初に思い浮かぶ性別は約7割を占めることがわかりました。
調査では、同社が運営する匿名相談サービス「JobQ Town(ジョブキュータウン)」を利用する全国の20~50代の社会人男女385人を対象として、2025年10月にインターネットで実施されました。結果は以下のようになっています。
男性を想起する派が69.6%、女性を想起する派が5.2%、性別を気にしなかった派が25.2%と回答しました。男性を想起する派では、男性が76.3%、女性が55.5%で、「性別を意識しなかった派」は女性が38.1%で多数となりました。
また、「上司の性別によって組織が変わる」と答えている277人にその項目を聞いたところ、「コミュニケーションの丁寧さ」(37.2%)、「感情の出し方」(32.9%)、「発言のしやすさ」(32.5%)が上位に挙がりました。「男性側」では、「コミュニケーションの丁寧さ」(23.3%)、「職場の心理的安全性」(19.3%)、「発言のしやすさ」(18.1%)が上位となりましたが、「女性側」では「感情の出し方」「発言のしやすさ」(いずれも37.3%)、「コミュニケーションの丁寧さ」(35.3%)が上位となりました。
男性側からは、「男性はフィードバックや指示が具体的、鈍い人も多いが、仕事をすすめる能力が高いと思う」「女性の場合は抽象的だが期待をはっきりと伝える、というスタンスの違いを感じた」などと回答しています。女性側からは「女性の上司はなんとなく怖いと思ってしまう。自分は女性だが、男性のほうが仕事がしやすい」などの声が寄せられました。
これらの結果から「上司」と聞いて最初に思い浮かぶ性別が男性が約7割を占め、「上司」の性別によって組織が変わる可能性があり、男性と女性の両方から意見を得て、男女差の問題に対処する必要があることがわかります。