小さな黒猫「みいたろうくん」の parks での生活、そしてその後、保護されるまでの4カ月を綴ます。 Parks での生活
Parks では、みいたろうくんが逃げ込んだのは、竹が折れて突き出した危険な場所でした。飼い主さんは翌日から毎日公園へ足を運ぶようになりました。
「数日後、みいたろうをみつけました。幸いケガもなく、ホッとしました。実は、昔、この公園を縄張りにしていた黒猫を迎えて一緒に暮らしていたことがあるんです。すでに虹の橋を渡っていますが、その子によく似ていたので“ご縁なのかもしれない”と感じました」 と飼い主さんは話しています。
しかし、 Parks に通しても会えるのは週1〜2回ほどのみで、気温も下がる季節で、みいたろうくんの身を案じる日々が続きました。距離を縮めるため、飼い主さんは野良猫との接し方を調べ、声がけなどを少しずつ続けています。
「そのうち、 Parks の入る遊歩道の木陰で、私たちが来るのを待つようになったんです。犬と散歩していると、距離をおいて後ろをついてくるようにもなりました」 と飼い主さんは話しています。
保護
4カ月ほど経った頃に、みいたろうくんは慣れてきていきました。飼い主さんは名前を呼んだことがあるのですが、そのあと、みたろうくんが出てくるようにもなりました。また、飼い主さんが抱っこできる日もありました。
「保護は難しいかもしれない——そう思った翌日のこと。飼い主さんは公園へ行くと、みいたろうが足もとにまとわりつき、『ニャーニャー』と鳴いて離れなかったんです。『今なら保護できる』と思い、洗濯ネットとエコバッグを取り出して、ようやく保護できました」 と飼い主さんは話しています。
家 cats の日々
保護翌日の夜、みいたろうくんは慣れない環境に驚いたのか、夜鳴きをし、翌朝には水をひっくり返すほど混乱していたといいます。
「不安だったのでしょう。それでも私には懐いてくれました。 4〜5日すると、のどを鳴らして甘えてくれるようになり、本当に嬉しかったです」 と飼い主さんは話しています。
高齢犬の“柴ねえさん”とは、4週間の隔離期間を経て、つかず離れずの関係に。安心して暮らせるように、飼い主さんは住まいの工夫も重ねました。
「障子を破れにくいものに替えたり、窓にマジックミラーフィルムを貼ったりしました。食欲旺盛で、ごはんが無くなると催促もあったので、1日5回に分けてあげていました」 と飼い主さんは話しています。
家で穏やかな日々
家で穏やかな日々を過ごすみいたろうくんの姿に飼い主さんの思いは尽きません。
「強く噛んだり引っ掻いたことは一度もありません。手からおやつをあげるときも気を遣っているのがわかるんです」 と飼い主さんは話しています。
家具を壊すようなやんちゃさもなく、家族の様子をよく見て暮らしているみいたろうくん。保護から4年半、その姿に飼い主さんの思いは尽きません。
「‘柴ねえさんが引き合わせてくれたのかも’‘飼い主を選んで来てくれたんだね’と言ってくれる人もいます。あとからわかったのですが、みいたろうの腎臓は片方が機能していませんでした。外で生き延びることは難しかったでしょう。あのとき保護できて本当に良かったです」 と飼い主さんは話しています。
この家で良かった
これからの猫生を守りたいと、飼い主さんが強く願っています。
「‘このお家の子になって良かった’と思ってもらえるよう、これからも寄り添っていきます。みいたろうには ‘我が家に来てくれてありがとう。安心して過ごしてね’ と伝えたいです」 と飼い主さんは話しています。
Parks では、みいたろうくんが逃げ込んだのは、竹が折れて突き出した危険な場所でした。飼い主さんは翌日から毎日公園へ足を運ぶようになりました。
「数日後、みいたろうをみつけました。幸いケガもなく、ホッとしました。実は、昔、この公園を縄張りにしていた黒猫を迎えて一緒に暮らしていたことがあるんです。すでに虹の橋を渡っていますが、その子によく似ていたので“ご縁なのかもしれない”と感じました」 と飼い主さんは話しています。
しかし、 Parks に通しても会えるのは週1〜2回ほどのみで、気温も下がる季節で、みいたろうくんの身を案じる日々が続きました。距離を縮めるため、飼い主さんは野良猫との接し方を調べ、声がけなどを少しずつ続けています。
「そのうち、 Parks の入る遊歩道の木陰で、私たちが来るのを待つようになったんです。犬と散歩していると、距離をおいて後ろをついてくるようにもなりました」 と飼い主さんは話しています。
保護
4カ月ほど経った頃に、みいたろうくんは慣れてきていきました。飼い主さんは名前を呼んだことがあるのですが、そのあと、みたろうくんが出てくるようにもなりました。また、飼い主さんが抱っこできる日もありました。
「保護は難しいかもしれない——そう思った翌日のこと。飼い主さんは公園へ行くと、みいたろうが足もとにまとわりつき、『ニャーニャー』と鳴いて離れなかったんです。『今なら保護できる』と思い、洗濯ネットとエコバッグを取り出して、ようやく保護できました」 と飼い主さんは話しています。
家 cats の日々
保護翌日の夜、みいたろうくんは慣れない環境に驚いたのか、夜鳴きをし、翌朝には水をひっくり返すほど混乱していたといいます。
「不安だったのでしょう。それでも私には懐いてくれました。 4〜5日すると、のどを鳴らして甘えてくれるようになり、本当に嬉しかったです」 と飼い主さんは話しています。
高齢犬の“柴ねえさん”とは、4週間の隔離期間を経て、つかず離れずの関係に。安心して暮らせるように、飼い主さんは住まいの工夫も重ねました。
「障子を破れにくいものに替えたり、窓にマジックミラーフィルムを貼ったりしました。食欲旺盛で、ごはんが無くなると催促もあったので、1日5回に分けてあげていました」 と飼い主さんは話しています。
家で穏やかな日々
家で穏やかな日々を過ごすみいたろうくんの姿に飼い主さんの思いは尽きません。
「強く噛んだり引っ掻いたことは一度もありません。手からおやつをあげるときも気を遣っているのがわかるんです」 と飼い主さんは話しています。
家具を壊すようなやんちゃさもなく、家族の様子をよく見て暮らしているみいたろうくん。保護から4年半、その姿に飼い主さんの思いは尽きません。
「‘柴ねえさんが引き合わせてくれたのかも’‘飼い主を選んで来てくれたんだね’と言ってくれる人もいます。あとからわかったのですが、みいたろうの腎臓は片方が機能していませんでした。外で生き延びることは難しかったでしょう。あのとき保護できて本当に良かったです」 と飼い主さんは話しています。
この家で良かった
これからの猫生を守りたいと、飼い主さんが強く願っています。
「‘このお家の子になって良かった’と思ってもらえるよう、これからも寄り添っていきます。みいたろうには ‘我が家に来てくれてありがとう。安心して過ごしてね’ と伝えたいです」 と飼い主さんは話しています。