函館空襲や夕張の炭鉱住宅…道民150人の記憶は、北海道がどう生きているのかを伝える「北海道の生活史」が刊行された
北海道新聞社が監修する「北海道の生活史」が21日刊行される。150人以上の道民を聞き取ったこの作品は、北海道の暮らしの貴重な記録となることを目指している。
本作は、生活史聞き取りプロジェクトに取り組む社会学者の岸政彦教授が監修した。之前の東京・沖縄、大阪などの「生活史」が刊行されたとともに、この第4弾はCoop Sapporo(札幌)創立60周年記念事業として立案された。
この本は、公募で選ばれた150人から聞き取った語り手をもって書かれ、約1万字の原稿にまとめられている。語り手には、看護師からスナック経営に転じた女性、ホームレス経験者、旧国鉄で組合幹部を務めた男性など多様な人物が含まれている。この本は、エピソードも豊富な「北海道の生活史」は、道民の記憶や体験がどのように生き生きと語っているのかが大切なものとなることを意図している。
この本で話し言葉で生き生きとつづられている「函館空襲で五稜郭公園の裏に逃げたが、隠れる場所がなく逃げない方がよかった」「夕張の炭鉱住宅から札幌に出たら、風呂も映画もお金を取られて驚いた」という体験は、この本の重要な部分となる。
語り手は基本的に匿名だが、聞き手に著名人として能町みね子さん、詩人の文月悠光さんが名を連ねている。岸教授は、本のあとがきで「集まった語りはどれも、北海道という場所がいかに一括にできないかをあらわすもの」としている。
この本はA5判、4950円で扱われる。主な書店や道新販売所、アマゾンなどで利用できる。問い合わせは北海道新聞社出版センター、電話011・210・5744(平日午前9時30分~午後5時30分)まで。
2月2~6日には札幌市中央区の北海道庁赤れんが庁舎で、本書や収録された150の作品タイトルを立体的に配置したインスタレーション(空間展示)の展示が行われる。観覧は無料だが、庁舎入館料(一般300円など)が必要となる。
北海道新聞社が監修する「北海道の生活史」が21日刊行される。150人以上の道民を聞き取ったこの作品は、北海道の暮らしの貴重な記録となることを目指している。
本作は、生活史聞き取りプロジェクトに取り組む社会学者の岸政彦教授が監修した。之前の東京・沖縄、大阪などの「生活史」が刊行されたとともに、この第4弾はCoop Sapporo(札幌)創立60周年記念事業として立案された。
この本は、公募で選ばれた150人から聞き取った語り手をもって書かれ、約1万字の原稿にまとめられている。語り手には、看護師からスナック経営に転じた女性、ホームレス経験者、旧国鉄で組合幹部を務めた男性など多様な人物が含まれている。この本は、エピソードも豊富な「北海道の生活史」は、道民の記憶や体験がどのように生き生きと語っているのかが大切なものとなることを意図している。
この本で話し言葉で生き生きとつづられている「函館空襲で五稜郭公園の裏に逃げたが、隠れる場所がなく逃げない方がよかった」「夕張の炭鉱住宅から札幌に出たら、風呂も映画もお金を取られて驚いた」という体験は、この本の重要な部分となる。
語り手は基本的に匿名だが、聞き手に著名人として能町みね子さん、詩人の文月悠光さんが名を連ねている。岸教授は、本のあとがきで「集まった語りはどれも、北海道という場所がいかに一括にできないかをあらわすもの」としている。
この本はA5判、4950円で扱われる。主な書店や道新販売所、アマゾンなどで利用できる。問い合わせは北海道新聞社出版センター、電話011・210・5744(平日午前9時30分~午後5時30分)まで。
2月2~6日には札幌市中央区の北海道庁赤れんが庁舎で、本書や収録された150の作品タイトルを立体的に配置したインスタレーション(空間展示)の展示が行われる。観覧は無料だが、庁舎入館料(一般300円など)が必要となる。