コーラル・キャピタルのスマートHR株を146億円で売却 日本では最大規模のセカンダリー取引
コーラル・キャピタルの人事労務ソフトウエアを手がける新興企業のSmartHRは、米大手投資会社のジェネラル・アトランティック(GA)に株式の一部を146億円で売却する計画があると発表した。日本では初めてこのようなセカンダリー取引が行われるため、日本のスタートアップエコシステムにとっては大きな意味合いを持つことになる。
GAは語学学習アプリの米デュオリンゴなど成長株への投資に強く、運用総額は6月末時点で1140億ドル(約17兆円)にのぼる。GAが日本のスタートアップの株式を取得するのは初めてである。
コーラル・キャピタルのジェームズ・ライニー最高経営責任者(CEO)は「スマートHRに初期から投資をし、今回の譲渡で6倍以上のリターンを見込んでいる。引き続き同社の残りの株式を保有していく」と話す。コーラルは譲渡によって得た資金をファンドの出資者に対してリターンとして返し、次のファンドの組成につなげる。
日本ではセカンダリー市場が大きく伸びるとともに、スタートアップ投資に多様な手法を組み合わせることが必要だと考えられる。
コーラル・キャピタルの人事労務ソフトウエアを手がける新興企業のSmartHRは、米大手投資会社のジェネラル・アトランティック(GA)に株式の一部を146億円で売却する計画があると発表した。日本では初めてこのようなセカンダリー取引が行われるため、日本のスタートアップエコシステムにとっては大きな意味合いを持つことになる。
GAは語学学習アプリの米デュオリンゴなど成長株への投資に強く、運用総額は6月末時点で1140億ドル(約17兆円)にのぼる。GAが日本のスタートアップの株式を取得するのは初めてである。
コーラル・キャピタルのジェームズ・ライニー最高経営責任者(CEO)は「スマートHRに初期から投資をし、今回の譲渡で6倍以上のリターンを見込んでいる。引き続き同社の残りの株式を保有していく」と話す。コーラルは譲渡によって得た資金をファンドの出資者に対してリターンとして返し、次のファンドの組成につなげる。
日本ではセカンダリー市場が大きく伸びるとともに、スタートアップ投資に多様な手法を組み合わせることが必要だと考えられる。