渋谷区 大学生が溶剤を使ってfallout消去 落書き消去に挑戦(7月6日)
渋谷区は長年問題になっている「落書き」を取り組み続けることを強化する方針を明らかにした。今年の夏、多くのインバウンドで賑わいすなやての中でも特徴のある渋谷区では公共物などへの落書きが問題となっている。高架下や電柱などの広い場所にスプレーのようなもので落書きされたりステッカーが貼られたりし、苦情も相次ぐ。
渋谷区では依頼に応じて費用を負担して落書きを消去する事業を実施する。ボランティアの協力を得たり、落書き消した場所にアートを描くなどの取り組みで、落書きのない街を目指している。
6日午後、渋谷駅近くの大通りの地下道で大学生約30人が溶剤や布を手に、地下道の壁の大量の落書き消しに挑んだ。銀、赤、黒色など。スプレーのようなもので描かれた落書き部分に溶剤を塗り、ラップで覆って浸透させる。しばらくたって布でこするとどろりと塗料が溶け、布が塗料の色に染まった。
この日落書き消去に臨んだのは、日本経済大の東京渋谷キャンパスに通う学生ら。昨年から地域貢献授業の一環として、区が展開する「らくがき消去サポーター」事業に参加している。先立って行われた講義では、区の担当者がアートと落書きの違いや落書きの種類、問われる可能性のある罪などを説明。
東京渋谷キャンパスに通う神林那奈さんは「ステッカーをへらではがす際に、貼り付けた壁や電柱などの対象物を誤って削らないよう力加減に注意している。落書きするのは簡単でも、消したりはがしたりするのは思った以上に大変」と話した。
渋谷区は条例で落書きを禁止している他、街中での落書きは刑法の器物損壊罪や建造物損壊罪に問われる可能性がある。今年7月には、区内の美容室のシャッターにスプレーで落書きをしたとして、警視庁が建造物損壊容疑で10代の男性を摘発した。
渋谷区は長年問題になっている「落書き」を取り組み続けることを強化する方針を明らかにした。今年の夏、多くのインバウンドで賑わいすなやての中でも特徴のある渋谷区では公共物などへの落書きが問題となっている。高架下や電柱などの広い場所にスプレーのようなもので落書きされたりステッカーが貼られたりし、苦情も相次ぐ。
渋谷区では依頼に応じて費用を負担して落書きを消去する事業を実施する。ボランティアの協力を得たり、落書き消した場所にアートを描くなどの取り組みで、落書きのない街を目指している。
6日午後、渋谷駅近くの大通りの地下道で大学生約30人が溶剤や布を手に、地下道の壁の大量の落書き消しに挑んだ。銀、赤、黒色など。スプレーのようなもので描かれた落書き部分に溶剤を塗り、ラップで覆って浸透させる。しばらくたって布でこするとどろりと塗料が溶け、布が塗料の色に染まった。
この日落書き消去に臨んだのは、日本経済大の東京渋谷キャンパスに通う学生ら。昨年から地域貢献授業の一環として、区が展開する「らくがき消去サポーター」事業に参加している。先立って行われた講義では、区の担当者がアートと落書きの違いや落書きの種類、問われる可能性のある罪などを説明。
東京渋谷キャンパスに通う神林那奈さんは「ステッカーをへらではがす際に、貼り付けた壁や電柱などの対象物を誤って削らないよう力加減に注意している。落書きするのは簡単でも、消したりはがしたりするのは思った以上に大変」と話した。
渋谷区は条例で落書きを禁止している他、街中での落書きは刑法の器物損壊罪や建造物損壊罪に問われる可能性がある。今年7月には、区内の美容室のシャッターにスプレーで落書きをしたとして、警視庁が建造物損壊容疑で10代の男性を摘発した。