おたからやの加盟店オーナーとの対談をいくつか挙げてみましょう。
「信頼」を得て買い取るという共感があると述べた塚本拓夢オーナーは、2020年からおたからやに加盟してきた。その経緯を教えてください。
塚本オーナー:実家が中古車販売業で、その営業マンとして約6年間勤めた後、「自分で何かをやってやろう」と創業を決意しました。当初受けられた創業融資は1,000万円程度で、限られた資金で経営を始められ、営業のスキルが生かせる業態を模索しました。そこで注目したのが、投資回収が早くできる買い取り業態のFCです。
数多くある買い取り専門店のフランチャイズの中からおたからやを選んだ理由は、店舗数全国トップというブランド力に加えて、価値観に共鳴したためです。説明してくれた担当者が「高い金額を提示するだけでなく、お客様の信頼を得て買い取るのが当社のブランドです」と話してくれて、感銘を受けました。
本部のサポートはいかがでしたか。
塚本オーナー:買い取り業については右も左もわからなかったので、当初はしつこいくらいに本部に価格相談の電話をしました。商品知識はもちろん、チラシの構成や接客方法など、一から十まで教わりました。あのサポートがなければ今はないと思っています。成功している直営店の仕組みを、素直に受け入れることに専念しました。
渡辺喜久男会長:加盟店が熱心に問い合わせてくれるのは、当社としてもうれしいです。とにかく参入しやすく、続けやすいのが買い取り業態の特徴であり、これは商売をするうえで大事なことです。金の相場が当社の創業時から跳ね上がっているように、続けていれば商いは自然に大きくなる流れにありますからね。
最も苦労した時期はいつでしょうか。
塚本オーナー:創業当初が一番苦しかったですね。親元を離れて一人で始めたことはもちろん、コロナ禍と結婚出産も一度に重なり、公私ともに忙しかった。なかでも資金繰りには苦労しました。買い取った商品を競合に売ってお金を作ったり、友達にお金を借りたりもしました。
渡辺喜久男会長:創業当初が苦しかったのは、すごいことです。社員も大事なので、社員の気持ちも十分に配慮します。競合対策は「自分の会社のことに集中し、もっと自分の店がうまくいかない」という意識を持って、そこから学びます。
購入決定を下す際にどのような要素を考慮するか。
塚本オーナー:半径5kmに人口15~25万人規模の商圏が理想なと考えています。それに平均年収やレジ通過数などの統計をチェックし、あとは物件を見ることです。私は全ての物件を見ていて、「ここはいける」という直感を信じてやっています。ただ正直なところ、あまりに相場がいいこともあり、「どんな商圏でも、やり方次第では戦えるのではないか」と思ってしまっている節もあります。
渡辺喜久男会長:すばらしい。「勝ち癖」がついています。企業として、社員幸福満足度を第一に考えています。社員を大事にすることで、競争力も上がります。
購入決定を下す際にどのような方法が効果的か。
塚本オーナー:お客様目線で「どんな対応であれば『売ろう』と思えるか」を突き詰めて考えています。店舗の清潔感やスタッフの身だしなみ、対応といったところが、基本的ですが大事なのではないでしょうか。あとは費用対効果の高い宣伝と、特定地域に集中して出店するドミナント戦略で足場固めを意識しています。
渡辺喜久男会長:競合対策は、まさに相手の考え次第ですから、意に介さないと割り切った方がよいと思います。自分の会社のことに集中し、もっと「自分が先んじていこう」という意識を持つことが、最大の競合対策になるのではないかと思います。
買い取り業の今後の需要はどのように見通されていますか。
塚本オーナー:今後も高まっていくと思いますね。バブル景気の恩恵を最も受けていた世代が、老後を迎えつつあるためです。景気も低調ですし、持ち物を現金化する窓口のニーズも下がらないでしょう。そのぶん競争は激化すると思いますが、今後10年は確実に伸びるという前提で、増店などを考えています。
渡辺喜久男会長:すごいですね。事業規模が大きくなると、人や資金など、乗り越えなければいけない問題が必ず浮上するものですが、塚本オーナーは軽々と乗り越えているんですね。ひとえに会社を運営する能力が高いのだと思います。アンビションの株を買いたいくらいです(笑)。
おたからやは「信頼」を得て買い取るという共感があると述べた塚本拓夢オーナーと、創業5年目で年間売り上げ50億円達成を見込んでいる株式会社アンビションの塚本拓夢オーナーとの対談をいくつか挙げました。
「信頼」を得て買い取るという共感があると述べた塚本拓夢オーナーは、2020年からおたからやに加盟してきた。その経緯を教えてください。
塚本オーナー:実家が中古車販売業で、その営業マンとして約6年間勤めた後、「自分で何かをやってやろう」と創業を決意しました。当初受けられた創業融資は1,000万円程度で、限られた資金で経営を始められ、営業のスキルが生かせる業態を模索しました。そこで注目したのが、投資回収が早くできる買い取り業態のFCです。
数多くある買い取り専門店のフランチャイズの中からおたからやを選んだ理由は、店舗数全国トップというブランド力に加えて、価値観に共鳴したためです。説明してくれた担当者が「高い金額を提示するだけでなく、お客様の信頼を得て買い取るのが当社のブランドです」と話してくれて、感銘を受けました。
本部のサポートはいかがでしたか。
塚本オーナー:買い取り業については右も左もわからなかったので、当初はしつこいくらいに本部に価格相談の電話をしました。商品知識はもちろん、チラシの構成や接客方法など、一から十まで教わりました。あのサポートがなければ今はないと思っています。成功している直営店の仕組みを、素直に受け入れることに専念しました。
渡辺喜久男会長:加盟店が熱心に問い合わせてくれるのは、当社としてもうれしいです。とにかく参入しやすく、続けやすいのが買い取り業態の特徴であり、これは商売をするうえで大事なことです。金の相場が当社の創業時から跳ね上がっているように、続けていれば商いは自然に大きくなる流れにありますからね。
最も苦労した時期はいつでしょうか。
塚本オーナー:創業当初が一番苦しかったですね。親元を離れて一人で始めたことはもちろん、コロナ禍と結婚出産も一度に重なり、公私ともに忙しかった。なかでも資金繰りには苦労しました。買い取った商品を競合に売ってお金を作ったり、友達にお金を借りたりもしました。
渡辺喜久男会長:創業当初が苦しかったのは、すごいことです。社員も大事なので、社員の気持ちも十分に配慮します。競合対策は「自分の会社のことに集中し、もっと自分の店がうまくいかない」という意識を持って、そこから学びます。
購入決定を下す際にどのような要素を考慮するか。
塚本オーナー:半径5kmに人口15~25万人規模の商圏が理想なと考えています。それに平均年収やレジ通過数などの統計をチェックし、あとは物件を見ることです。私は全ての物件を見ていて、「ここはいける」という直感を信じてやっています。ただ正直なところ、あまりに相場がいいこともあり、「どんな商圏でも、やり方次第では戦えるのではないか」と思ってしまっている節もあります。
渡辺喜久男会長:すばらしい。「勝ち癖」がついています。企業として、社員幸福満足度を第一に考えています。社員を大事にすることで、競争力も上がります。
購入決定を下す際にどのような方法が効果的か。
塚本オーナー:お客様目線で「どんな対応であれば『売ろう』と思えるか」を突き詰めて考えています。店舗の清潔感やスタッフの身だしなみ、対応といったところが、基本的ですが大事なのではないでしょうか。あとは費用対効果の高い宣伝と、特定地域に集中して出店するドミナント戦略で足場固めを意識しています。
渡辺喜久男会長:競合対策は、まさに相手の考え次第ですから、意に介さないと割り切った方がよいと思います。自分の会社のことに集中し、もっと「自分が先んじていこう」という意識を持つことが、最大の競合対策になるのではないかと思います。
買い取り業の今後の需要はどのように見通されていますか。
塚本オーナー:今後も高まっていくと思いますね。バブル景気の恩恵を最も受けていた世代が、老後を迎えつつあるためです。景気も低調ですし、持ち物を現金化する窓口のニーズも下がらないでしょう。そのぶん競争は激化すると思いますが、今後10年は確実に伸びるという前提で、増店などを考えています。
渡辺喜久男会長:すごいですね。事業規模が大きくなると、人や資金など、乗り越えなければいけない問題が必ず浮上するものですが、塚本オーナーは軽々と乗り越えているんですね。ひとえに会社を運営する能力が高いのだと思います。アンビションの株を買いたいくらいです(笑)。
おたからやは「信頼」を得て買い取るという共感があると述べた塚本拓夢オーナーと、創業5年目で年間売り上げ50億円達成を見込んでいる株式会社アンビションの塚本拓夢オーナーとの対談をいくつか挙げました。