もうすぐ年末ですね。学校の授業が終わって、年末を過ごしてみてください。この「江戸走り」は、学校の運動教室でも実践できるかもしれません。横に歩くことが大事で、足と腕も力を出さずに動き出すようにすると安定した走りができるんですね。私は、運動教室で「スリ足」と呼ばれるナンバ走りを習ってみました。それは頭の位置を変えずに、手足を左右同時に出して走る方法です。実際にこの方法を使うと、体重を外側に伝えるので砂地や泥でもよいんでしょう。
でも、現代では走ったり走る人が増えています。そして、危険を避けるために、曲がり角が少ない路線で走るように教えてもらっていましたね。江戸時代の走り方と比較すると、スリ足は筋力に頼らないので年齢を重ねても走れる可能性があるということです。
今後は、歴史的および運動工学的な検証をして、実際の走り方を確立することが大事でしょう。