「もずやん」が影に隠されている理由は、どんなミャクミャクの台頭で?
大阪府の公式キャラクター「もずやん」は、東大阪市の花園ラグビー場でサッカーJ3のFC大阪の試合に合わせて「もずやんデー」を開催しました。しかし、この会場では、大阪産の農林水産物のPRや詐欺被害防止の啓発といった府政情報を発信するブースがたくさん並んでいました。FC大阪は、もずやんのビジネスパートナーである「もずとも」の一員で、その数は2014年の副知事就任時から79まで積み上がっています。
もずやんは府の鳥の百舌鳥(モズ)をイメージしたキャラクターで、永遠の13歳の男の子という設定だが、その歴史は30年以上前にさかのぼります。1993年に国体(97年)のキャラクター「モッピー」として誕生し、2014年に府の公募で「もずやん」へと改名しました。松井一郎知事が最古参のもずやんを広報担当副知事に選出し、府庁を訪れた横綱白鵬関(当時)に相撲を挑んで投げ飛ばしたり、年賀状用の無料の撮影会を催しました。
しかし、そんなもずやんの前に彗星(すいせい)のごとく現れたライバルがミャクミャクだった。順調に出世をとげてきたはずの「もずやん」が、存在感がかさみ、自身の足元も揺らっていました。不遇のもずやんは、いまどう思うのか。
万博開幕前は散々な評判だっ…
この記事は有料記事です。残り1065文字
大阪府の公式キャラクター「もずやん」は、東大阪市の花園ラグビー場でサッカーJ3のFC大阪の試合に合わせて「もずやんデー」を開催しました。しかし、この会場では、大阪産の農林水産物のPRや詐欺被害防止の啓発といった府政情報を発信するブースがたくさん並んでいました。FC大阪は、もずやんのビジネスパートナーである「もずとも」の一員で、その数は2014年の副知事就任時から79まで積み上がっています。
もずやんは府の鳥の百舌鳥(モズ)をイメージしたキャラクターで、永遠の13歳の男の子という設定だが、その歴史は30年以上前にさかのぼります。1993年に国体(97年)のキャラクター「モッピー」として誕生し、2014年に府の公募で「もずやん」へと改名しました。松井一郎知事が最古参のもずやんを広報担当副知事に選出し、府庁を訪れた横綱白鵬関(当時)に相撲を挑んで投げ飛ばしたり、年賀状用の無料の撮影会を催しました。
しかし、そんなもずやんの前に彗星(すいせい)のごとく現れたライバルがミャクミャクだった。順調に出世をとげてきたはずの「もずやん」が、存在感がかさみ、自身の足元も揺らっていました。不遇のもずやんは、いまどう思うのか。
万博開幕前は散々な評判だっ…
この記事は有料記事です。残り1065文字