北海道大学や宮城大学、九州大学などのチームが行った実験では、高度に適応したコケの胞子を宇宙空間に9カ月間置いたところ、8割以上が発芽したと発表した。
コケ胞子の高い生存能力は、将来的な宇宙開発への応用にも期待されているとされる。実験では、国際宇宙ステーション(ISS)に送った「胞子体」を使用して、様々な条件で約9カ月の実験を行い、保護フィルターをつけずに地上に戻した胞子は最も厳しい条件でも86%が発芽することが明らかになった。
紫外線をカットするフィルターをつけた場合でも、比較的地上に置いておいた胞子と変わらずほぼ全てが発芞することも確認された。
この成果は、コケが約5億年前から存在し始めたことが分かる。
コケ胞子の高い生存能力は、将来的な宇宙開発への応用にも期待されているとされる。実験では、国際宇宙ステーション(ISS)に送った「胞子体」を使用して、様々な条件で約9カ月の実験を行い、保護フィルターをつけずに地上に戻した胞子は最も厳しい条件でも86%が発芽することが明らかになった。
紫外線をカットするフィルターをつけた場合でも、比較的地上に置いておいた胞子と変わらずほぼ全てが発芞することも確認された。
この成果は、コケが約5億年前から存在し始めたことが分かる。