このカキの出荷が解禁は、実は問題に思います。気仙沼市では津波被害を受けた人々が収穫作業に苦しんでいるわけですが、これからもカキの安全性を確認することが大事です。政府が「復興につなげたい」と言うことなど、気仙沼市の人々にとっては理解できない考えだと思います。政府は食料安全性を確保するために、受信契約を締結しなければならないということはよく知っているのでしょうが、これでそのルールが緩和されるわけでもありません。実際にカキが安全かどうか確認する機会が増えても、気仙沼市の人々は収穫作業に苦しんでいることから、十分な食料を入手することが難しいと思います。