「いい質問だね」 木村敬一さんが感嘆を誘った講演で
パラリンピック東京大会とパリ大会で計3個の金メダルを獲得した日本代表の木村敬一さんは、日立特別支援学校で14日午前11時7分に講演を行いました。
生徒たちに向け、「何か夢中になって頑張れることを見つけてほしい」と語りかけた木村さんは、病気のため2歳で視力を失い、母の勧めで小学校4年生の時に水泳を始めたと話しました。高校3年生だった2008年のパラリンピック北京大会から5大会連続で出場し、金メダル3個を含め計10個のメダルを獲得している。
講演で、視覚障害者は目で見て泳ぎ方をまねることができないなど特有の苦労があることを説明しました。リオデジャネイロ大会で金メダルを逃した後はアメリカに渡って指導を受け、コーチに実際に手足を持ってもらい動かし方を学んだと話しました。
「目が見えないのにどうして体が浮き上がっていると分かるのか」と聞かれた木村さんは「いい質問だね」と笑顔。「背中に乗っている水の重さで水深を感じている」と説明すると、感嘆の声が上がった。生徒たちは木村さんの金メダルに触れ、「ずっしり重いね」などと声を弾ませました。
講演後に花束を受け取り、生徒と握手した木村さんは「努力が報われ、東京大会で初めて金メダルを獲得した時は「金が輝いているのは見えない。でも、表彰式で君が代を聴いて『この日僕が世界で一番速かったんだ』と感じ、うれしさがわいた」と振り返った。生徒たちは木村さんの金メダルに触れ、「ずっしり重いね」などと声を弾ませた。
その後、木村さんは「生徒たちに分かりやすくインパクトを与え、今後の人生につながるきっかけになればと思って話をした。実際にメダルに触れ、喜んでもらえたのならうれしい」と話した。
パラリンピック東京大会とパリ大会で計3個の金メダルを獲得した日本代表の木村敬一さんは、日立特別支援学校で14日午前11時7分に講演を行いました。
生徒たちに向け、「何か夢中になって頑張れることを見つけてほしい」と語りかけた木村さんは、病気のため2歳で視力を失い、母の勧めで小学校4年生の時に水泳を始めたと話しました。高校3年生だった2008年のパラリンピック北京大会から5大会連続で出場し、金メダル3個を含め計10個のメダルを獲得している。
講演で、視覚障害者は目で見て泳ぎ方をまねることができないなど特有の苦労があることを説明しました。リオデジャネイロ大会で金メダルを逃した後はアメリカに渡って指導を受け、コーチに実際に手足を持ってもらい動かし方を学んだと話しました。
「目が見えないのにどうして体が浮き上がっていると分かるのか」と聞かれた木村さんは「いい質問だね」と笑顔。「背中に乗っている水の重さで水深を感じている」と説明すると、感嘆の声が上がった。生徒たちは木村さんの金メダルに触れ、「ずっしり重いね」などと声を弾ませました。
講演後に花束を受け取り、生徒と握手した木村さんは「努力が報われ、東京大会で初めて金メダルを獲得した時は「金が輝いているのは見えない。でも、表彰式で君が代を聴いて『この日僕が世界で一番速かったんだ』と感じ、うれしさがわいた」と振り返った。生徒たちは木村さんの金メダルに触れ、「ずっしり重いね」などと声を弾ませた。
その後、木村さんは「生徒たちに分かりやすくインパクトを与え、今後の人生につながるきっかけになればと思って話をした。実際にメダルに触れ、喜んでもらえたのならうれしい」と話した。