高市首相は先月2日、南鳥島沖でのレアアースの引き揚げに成功したと述べた。これは10年以上前に発見されていて、政府として準備を進めていた。
日本が自国で生産体制を築くかどうか、経済安全保障上も重要となっている。レアアースは、スマホや防衛装備品などの精密機械に欠かせない資源で、世界の生産量の7割を中国が占めている。
今月2日、政府主導の研究チームは東京・南鳥島周辺の海底からレアアースを含む可能性のある泥を引き揚げたと発表した。これは東京大の研究グループが2010年以降の調査で明らかになっていた。
今回の試験は、技術を確認し、泥の引き揚げが技術的に可能かどうかの検証を行った。これからも技術が確認された上で、実際に多くの泥を採り続けられるか、採算性があるかは別の話だ。研究チームは27年2月から、1日最大350トンの泥を引き揚げることを目標に、本格的な採鉱試験に進むとしている。
しかし、レアアースの精錬には不純物を取り除くための技術が必要で、処理工場の周辺で起きる環境影響も課題になる可能性がある。
今回の引き揚げは、自国供給への第一歩とみなされるが、安定してどれだけ採れるか、民間が担えるほど採算性があるか、環境対策をした上で精錬できるかなどの見極めはまだこれからで、誇張した表現となる。
日本が自国で生産体制を築くかどうか、経済安全保障上も重要となっている。レアアースは、スマホや防衛装備品などの精密機械に欠かせない資源で、世界の生産量の7割を中国が占めている。
今月2日、政府主導の研究チームは東京・南鳥島周辺の海底からレアアースを含む可能性のある泥を引き揚げたと発表した。これは東京大の研究グループが2010年以降の調査で明らかになっていた。
今回の試験は、技術を確認し、泥の引き揚げが技術的に可能かどうかの検証を行った。これからも技術が確認された上で、実際に多くの泥を採り続けられるか、採算性があるかは別の話だ。研究チームは27年2月から、1日最大350トンの泥を引き揚げることを目標に、本格的な採鉱試験に進むとしている。
しかし、レアアースの精錬には不純物を取り除くための技術が必要で、処理工場の周辺で起きる環境影響も課題になる可能性がある。
今回の引き揚げは、自国供給への第一歩とみなされるが、安定してどれだけ採れるか、民間が担えるほど採算性があるか、環境対策をした上で精錬できるかなどの見極めはまだこれからで、誇張した表現となる。