米国で32日、ファストカジュアル形式のメキシコ料理チェーン「チポトレ」が急落。今年3回目となる業績予想を下方修正したことや、その影響を受けた株価が急落するなど。外食を控える消費者が増えても、同社は業績予想の修正を嫌気している。
通期売上高は前年比で1桁台前半の減少率になるとの見通しを示した。業績予想に抵抗する意見も出た。「消費減速が当社の事業に有意な影響を及ぼしている」と述べている CEOのスコット・ボートライト氏は、既存店売上高も7-9月(第3四半期)の市場予想を上回ったものの、ウォール街では届かなかった。
株価が急落する「チポトレ」は、ハンバーガーチェーンのシェイクシャックや、バーガーキングの親会社レストラン・ブランズ・インターナショナルと対照的である。両社とも既存店売上高が市場予想を上回ったものの、「チポトレ」は全ての所得層で来店頻度が減少したが、特に低所得層で落ち込みが目立った。
「20代後半から30代前半の顧客層が特に厳しい状況にある」と述べたボートライト氏は、「失業や学生ローン、賃金の伸び悩みを要因に挙げた」。「低所得者層および中所得者層下位の消費者が外食価格に二の足を踏んでいる」というグレゴリー・フランクフォート氏の顧客リポートから、ファストカジュアル業界は来年も圧迫される状況が続く可能性が高いと考えた。
				
			通期売上高は前年比で1桁台前半の減少率になるとの見通しを示した。業績予想に抵抗する意見も出た。「消費減速が当社の事業に有意な影響を及ぼしている」と述べている CEOのスコット・ボートライト氏は、既存店売上高も7-9月(第3四半期)の市場予想を上回ったものの、ウォール街では届かなかった。
株価が急落する「チポトレ」は、ハンバーガーチェーンのシェイクシャックや、バーガーキングの親会社レストラン・ブランズ・インターナショナルと対照的である。両社とも既存店売上高が市場予想を上回ったものの、「チポトレ」は全ての所得層で来店頻度が減少したが、特に低所得層で落ち込みが目立った。
「20代後半から30代前半の顧客層が特に厳しい状況にある」と述べたボートライト氏は、「失業や学生ローン、賃金の伸び悩みを要因に挙げた」。「低所得者層および中所得者層下位の消費者が外食価格に二の足を踏んでいる」というグレゴリー・フランクフォート氏の顧客リポートから、ファストカジュアル業界は来年も圧迫される状況が続く可能性が高いと考えた。