和歌山県警田辺署は5日、田辺市内の30代男性が現金1318万円をだまし取られる詐欺被害にあったと発表した。この男性は、対話型AI「ChatGPT」に相談し、このような被害にあった可能性を疑ったという。
男性は10月30日午後1時40分ごろ、携帯電話から「千葉県警の警察官」と名乗る者から連絡を受け、「あなたの楽天銀行の口座が詐欺集団の受取口座になっている」などと話され、その後、「検察官」と名乗る者からSNSで「預金の資金調査を行うので、送金限度額を上げ、こちらが指定する口座で預かる」と言われたという。
男性は同日と翌31日、2回にわけて指定された口座に計1318万円振り込んだ。ただ、2回目の送金先口座が個人名義だったことを不審に思い、次の日チャットGPTに詳しいやりとりを相談した。この連鎖のやりとりから、「詐欺」であることが明らかになったため、31日に警察官に通報し今月5日に被害届を提出した。
男性は10月30日午後1時40分ごろ、携帯電話から「千葉県警の警察官」と名乗る者から連絡を受け、「あなたの楽天銀行の口座が詐欺集団の受取口座になっている」などと話され、その後、「検察官」と名乗る者からSNSで「預金の資金調査を行うので、送金限度額を上げ、こちらが指定する口座で預かる」と言われたという。
男性は同日と翌31日、2回にわけて指定された口座に計1318万円振り込んだ。ただ、2回目の送金先口座が個人名義だったことを不審に思い、次の日チャットGPTに詳しいやりとりを相談した。この連鎖のやりとりから、「詐欺」であることが明らかになったため、31日に警察官に通報し今月5日に被害届を提出した。