スイスで開催されたオタワ条約の締約国会議は5日閉幕しました。最終報告書には「ロシアとの戦闘を理由に条約の運用停止」を表明したウクライナに対して、「運用停止を認めていない」と明記され、締約国としてこの条約への関与を継続するよう求めています。
日本政府代表部の市川とみ子大使は、閉幕後、「いろいろな動きがある中でもコンセンサスでこの条約を守っていくという意思が示された」と述べました。報告書には、5カ国が脱退してしまって、条約の重要性が再確認される機会になりました。
脱退した欧州5カ国は、いずれもロシアの近隣国でいろいろな動きがありますが、軍事的緊張が高まる中でも領土防衛の観点から対人地雷が必要だと判断されていました。しかし、会議ではこのような弱体化につながる可能性について懸念が続いています。
日本政府代表部の市川とみ子大使は、閉幕後、「いろいろな動きがある中でもコンセンサスでこの条約を守っていくという意思が示された」と述べました。報告書には、5カ国が脱退してしまって、条約の重要性が再確認される機会になりました。
脱退した欧州5カ国は、いずれもロシアの近隣国でいろいろな動きがありますが、軍事的緊張が高まる中でも領土防衛の観点から対人地雷が必要だと判断されていました。しかし、会議ではこのような弱体化につながる可能性について懸念が続いています。