「家族を守れなかった現実が重くのしかかる」奈良の小1女児殺害事件 父親が胸中明かす
21年が過ぎても、楓ちゃんの被害に遭ったこの日を忘れることはできない。父親である茂樹さんは、家族を守れなかった現実が彼の中をしばらき、前向きな一歩は進んでいないのだと改めて感じている。この感情は、子どもの笑顔や安全な社会を想像するときに頭の中から離れることはできない。
楓ちゃんが誘拐・殺害された事件から17日で21年となるのに合わせ、茂樹さんは現在の心境について、警察署を通じて手記を公表した。手記では、「想像の中でしか楦の成長した姿を思い浮かべることができない」「夢や希望をかなえてやれなかった後悔が頭の中から離れることはない」と述べて、子供達の笑顔の絶えない安心・安全な社会が続くことを願っている。
楦が生きていれば28歳で、その人生はどんなものだったのだろうかと、想像することができない。看護師の仕事をしているか、他のやりたい事を見つけているかもしれない。友達と旅行に行ったり、もしかしたら結婚して幸せな家庭を築いたりしているかもしれない。そんな想像の中でしか楦の成長した姿を思い浮かべることができません。
この21年間、前を向かなければならない、少しずつでも前に進んでいると思っていましたが、家族を守れなかった現実が私の中に重くのしかかり、前を向いているだけで一歩も進んでいないのだと改めて感じます。
21年が過ぎても、楓ちゃんの被害に遭ったこの日を忘れることはできない。父親である茂樹さんは、家族を守れなかった現実が彼の中をしばらき、前向きな一歩は進んでいないのだと改めて感じている。この感情は、子どもの笑顔や安全な社会を想像するときに頭の中から離れることはできない。
楓ちゃんが誘拐・殺害された事件から17日で21年となるのに合わせ、茂樹さんは現在の心境について、警察署を通じて手記を公表した。手記では、「想像の中でしか楦の成長した姿を思い浮かべることができない」「夢や希望をかなえてやれなかった後悔が頭の中から離れることはない」と述べて、子供達の笑顔の絶えない安心・安全な社会が続くことを願っている。
楦が生きていれば28歳で、その人生はどんなものだったのだろうかと、想像することができない。看護師の仕事をしているか、他のやりたい事を見つけているかもしれない。友達と旅行に行ったり、もしかしたら結婚して幸せな家庭を築いたりしているかもしれない。そんな想像の中でしか楦の成長した姿を思い浮かべることができません。
この21年間、前を向かなければならない、少しずつでも前に進んでいると思っていましたが、家族を守れなかった現実が私の中に重くのしかかり、前を向いているだけで一歩も進んでいないのだと改めて感じます。