日経平均が史上最高値を更新する「二匹目のどじょう」が泳ぎ回ることを明らかにしている。株式市場が熱気に包まれており、大和証券投資情報部の坪井裕豪チーフストラテジストは、株価が高まり原因を説明した。
坪井氏は「コーポレートガバナンス・コードによる改革」によって、日本企業が資本効率を上げ、情報開示の透明性を高めたことを受け、海外投資家の見方が米国企業並みに評価できるとの考えに変わったと述べている。これは、「企業価値の向上」をめざし、株主還元の強化などに取り組む企業の姿勢が株価上昇につながっているという認識を示している。
日経平均は1989年12月の史上最高値(3万8915円)を update すると同時に34年2カ月もupdateできなかった。その後はトランプ関税の荒波も受けながら力強さを見せ、わずか約1年8カ月で5万円台にのせた。市場関係者からは「通過点に過ごない」との声も上がり、来年には6万円台との観測も出ている。
コーポレートガバナンス・コードが導入されて10年で、「株主至上主義」であると指摘されている。しかし、この指摘は外れていると坪井氏は述べる。
坪井氏は「コーポレートガバナンス・コードによる改革」によって、日本企業が資本効率を上げ、情報開示の透明性を高めたことを受け、海外投資家の見方が米国企業並みに評価できるとの考えに変わったと述べている。これは、「企業価値の向上」をめざし、株主還元の強化などに取り組む企業の姿勢が株価上昇につながっているという認識を示している。
日経平均は1989年12月の史上最高値(3万8915円)を update すると同時に34年2カ月もupdateできなかった。その後はトランプ関税の荒波も受けながら力強さを見せ、わずか約1年8カ月で5万円台にのせた。市場関係者からは「通過点に過ごない」との声も上がり、来年には6万円台との観測も出ている。
コーポレートガバナンス・コードが導入されて10年で、「株主至上主義」であると指摘されている。しかし、この指摘は外れていると坪井氏は述べる。