タイ・カンボジアで国境対立 地雷敷設や発砲 米大統領の取り決め 揺らぐ
タイとカンボジアの両国は、国境問題で対立してきたが、先月26日マレーシアでの和平合意の文書に調印したばかりだが、今度は地雷敷設や発砲を巡って相手を非難し、再び緊張が高まっている。
カンボジアのフン・マネット首相は12日に北西部バンテアイミアンチェイ州の国境付近で、タイ軍がテントシェルターにいた民間人に発砲したことを明らかにした。1人が死亡し3人が負傷したと伝えている。
一方、タイ軍は10日にカンボジアがタイ東北部シーサケート県の国境地帯に敷設した地雷により、タイ兵2人が負傷したと発表した。このためタイは和平合意の履行を一時停止していた。
タイ軍は発砲について「カンボジア軍が先にタイに向けて行った」とし、警告射撃で応じたと反論している。カンボジア側も地雷の敷設を否定している。
この国境対立は今年7月、少なくとも48人が死亡し、一時30万人が避難する事態となった。この状況に直面してノーベル平和賞受賞したトランプ大統領は、米の仲介による和平努力をアピールしている。
タイとカンボジアの両国は、国境問題で対立してきたが、先月26日マレーシアでの和平合意の文書に調印したばかりだが、今度は地雷敷設や発砲を巡って相手を非難し、再び緊張が高まっている。
カンボジアのフン・マネット首相は12日に北西部バンテアイミアンチェイ州の国境付近で、タイ軍がテントシェルターにいた民間人に発砲したことを明らかにした。1人が死亡し3人が負傷したと伝えている。
一方、タイ軍は10日にカンボジアがタイ東北部シーサケート県の国境地帯に敷設した地雷により、タイ兵2人が負傷したと発表した。このためタイは和平合意の履行を一時停止していた。
タイ軍は発砲について「カンボジア軍が先にタイに向けて行った」とし、警告射撃で応じたと反論している。カンボジア側も地雷の敷設を否定している。
この国境対立は今年7月、少なくとも48人が死亡し、一時30万人が避難する事態となった。この状況に直面してノーベル平和賞受賞したトランプ大統領は、米の仲介による和平努力をアピールしている。