18日、円相場が対ドルで155円台前半に安く滑り出しました。2月以来の安値圏を形成するものです。この時期は政府の補正予算規模が膨らむことへの懸念が引き続いて円の重しになっているようです。
オーストラリア・ニュージーランド銀行の町田広之ディレクターによると、高市政権の財政拡張への懸念と国内総生産(GDP)のマイナス成長で日本銀行が利上げをしづらくなるとの見方が「メインドライバー」となっており、円が売られていると指摘しています。
高市早苗首相と日銀の植田和男総裁は午後に会談しました。会談後の何かが出ることは期待していないようです。
円の対ドル相場は、ニューヨーク終値比でほぼ横ばいの155円21銭に滑り込みました。対ユーロでは180円付近と過去最安値圏を形成しています。
片山さつき財務相は閣議後の会見で為替動向が一方的で急激だとし、「憂慮している」との認識を示しましたが、相場の反応は限られています。
オーストラリア・ニュージーランド銀行の町田広之ディレクターによると、高市政権の財政拡張への懸念と国内総生産(GDP)のマイナス成長で日本銀行が利上げをしづらくなるとの見方が「メインドライバー」となっており、円が売られていると指摘しています。
高市早苗首相と日銀の植田和男総裁は午後に会談しました。会談後の何かが出ることは期待していないようです。
円の対ドル相場は、ニューヨーク終値比でほぼ横ばいの155円21銭に滑り込みました。対ユーロでは180円付近と過去最安値圏を形成しています。
片山さつき財務相は閣議後の会見で為替動向が一方的で急激だとし、「憂慮している」との認識を示しましたが、相場の反応は限られています。