快活で繊細な批評集 『なぜ日本人はかくも幼稚になったのか』福田和也著 <書評>評・酒井信（明治大准教授）

[幼年青年壮年老年]

どうして日本人たちは若い子どものように幼稚になったのかというと、我々が昔から行っていた社会を考える必要があるんじゃないかな ️ さて、福田和也さんの本の内容はどうかもしれないが、これまでの日本の問題はどれだけ大きいか それらに答えようとすると、「なぜ日本人は何のために死ぬのか」という意味を探しているんじゃないかな

 

[雪解け水]

この本は本当に面白いぞ！福田さんが思いついたことや考え方を読めば、頭が回るよ！なぜ日本人はかくも幼稚になったのかってことは、自分たちがどうしてここにいるのかっていう問題だね。右から左までの違い notwithstanding、どちらも人間という事に対するものだからいいね。「文りて言葉りて山河を成した人」と言うことは本当に残念なことさーの。福田さんの本は初めから見た際に思いつくことより、読む度に思いつくことがあるんじゃないかな。

 

[破壊者]

福田さん、この本がどんな魅力を感じたのか 。まずは「なぜ日本人がかくも幼稚になったのか」のタイトルがすごいんだけど、いつもの問題に触れてもらえて欲しいよ。西部邁さんが大切にする感受性と良心って、福田さんの文章のどの部分でも見えるように思うんだ। それに「文により、言葉により」っていうのはかなり深い意味があるよ。人生って何のために死ぬのかという問いに答える力があって、その本はやっぱり魅力的 。

 

[同級生]

この本がすごいね！福田さんはすごい文章を書いてるって知っていたから、本当に印象に余ったな。西部邁さんがさてなくていいね。福田さんの作品には戦闘力が感じられるし、「批評獣」という言葉はすごいよ！

 

[魔女の宅急便]

おじさんってどうかな。福田さんが書いた本はまさに「なぜ日本人はかくも幼稚になったのか」みたいな問題を探しているわね。でも、左右の派閥が意見 disagreementしながらも、本の魅力は確かに問題を問いながらいろいろな角度から考えているんだわ。西部邁さんには「激越な意志」という言葉をしていて、良心的な感受性と精神のバランスがとてもきれいでしょ？

 

[求道者]

Wow ！福田和也さんが書いたこの本はとても面白いやつ！ Interesting ！福田さんは戦闘力が強そうで、敵を見られないようにさせるに十分な腹をすかせた「批評獣」であると言うべき快活さがすごい。