連続テレビ小説『ばけばけ』第17週「ナント、イウカ。」が放送されました。トキの親友・サワ(円井わん)は庄田(濱正悟)から求婚されたが、彼女はそれを断るという選択をした。
サワはヘブン(トミー・バストウ)と結婚して以来、松江の有名人となって一挙手一投足に人々の関心が集まるトキに対して、モヤモヤとした感情を抱いていた。しかし、サワは「私は自分の力でここを出ていくけん」と固く心に誓うのだった。
正規教員の資格を取るために猛勉強するサワに、帝大出身で中学の教員免許を持つ庄田が勉強を教えていた。そんな中、ふたりは自然と惹かれあう。庄田はサワと結婚して野津家の借金を返すために、松江中学の英語教師になることを決め、彼女にプロポーズをする。しかしサワはこれを受けることができなかった。
サワの人物造形は俳優・円井わんの演技によって作られたところが大きいのだそう。円井は一昨年『ばけばけ』のヒロインオーディションを受けており、惜しくも主人公・トキ役には選ばれなかったものの、橋爪さんは円井の演技に惚れこみ、「絶対に何かの役で出演してほしいから、スケジュールを空けておいてほしい」と頼んだという。かくして円井は、トキの親友・サワという重要な役にキャスティングされた。
橋爪さんは円井の俳優としての魅力についてこう話す。
「円井さんは『受けの芝居』から増幅させていく演技力が飛び抜けていると思いました。『相手役の演技を勝ち抜かしてやろう』みたいなところがひとつもなくて、ただただ、人間として、リアルな反応を返す。引いた目で見ると、あっさりしたお芝居に見えるかもしれませんが、よく目を凝らして見ていると、本当に『人間らしさ』というものが出ている。半年以上の時間をかけて『ばけばけ』という物語を見終えた時、あらためて『サワの芝居がちゃんとつながっている』という感動を味わうことができると思います」
「そんな円井さんの持ち味を活かし、サワ役を演じてもらいました。円井さんは髙石さんのようなタイプの役者さんとペアを組むと、互いの演技が掛け算になって、魅力が指数関数的に倍増するんです。本当に素晴らしい組み合わせの『サワとトキ』だと思っています」
サワは「前向きに溌剌と」というよりは「そうせざるを得なかった」という意味で描かれています。主人公のトキは、ある意味周りに流されて、運命を受け入れて、自分の道を決めてきた人物だ。対して親友のサワは、運命に抗う人。
『ばけばけ』の脚本作りの序盤ではまだ決めていなかったものの、クランクイン後に円井の演技を見て、サワのその後の物語が決まっていったという。橋爪さんは、サワは主人公のトキとは逆の道を選ぶ親友で、ある意味『もうひとりの朝ドラヒロイン』のような存在であると考えたこと。また、サワは明治時代に自分の力で地位を勝ち取っていくというストーリーだけを見れば、『朝ドラヒロイン的』な道筋にも見えます。
サワはヘブン(トミー・バストウ)と結婚して以来、松江の有名人となって一挙手一投足に人々の関心が集まるトキに対して、モヤモヤとした感情を抱いていた。しかし、サワは「私は自分の力でここを出ていくけん」と固く心に誓うのだった。
正規教員の資格を取るために猛勉強するサワに、帝大出身で中学の教員免許を持つ庄田が勉強を教えていた。そんな中、ふたりは自然と惹かれあう。庄田はサワと結婚して野津家の借金を返すために、松江中学の英語教師になることを決め、彼女にプロポーズをする。しかしサワはこれを受けることができなかった。
サワの人物造形は俳優・円井わんの演技によって作られたところが大きいのだそう。円井は一昨年『ばけばけ』のヒロインオーディションを受けており、惜しくも主人公・トキ役には選ばれなかったものの、橋爪さんは円井の演技に惚れこみ、「絶対に何かの役で出演してほしいから、スケジュールを空けておいてほしい」と頼んだという。かくして円井は、トキの親友・サワという重要な役にキャスティングされた。
橋爪さんは円井の俳優としての魅力についてこう話す。
「円井さんは『受けの芝居』から増幅させていく演技力が飛び抜けていると思いました。『相手役の演技を勝ち抜かしてやろう』みたいなところがひとつもなくて、ただただ、人間として、リアルな反応を返す。引いた目で見ると、あっさりしたお芝居に見えるかもしれませんが、よく目を凝らして見ていると、本当に『人間らしさ』というものが出ている。半年以上の時間をかけて『ばけばけ』という物語を見終えた時、あらためて『サワの芝居がちゃんとつながっている』という感動を味わうことができると思います」
「そんな円井さんの持ち味を活かし、サワ役を演じてもらいました。円井さんは髙石さんのようなタイプの役者さんとペアを組むと、互いの演技が掛け算になって、魅力が指数関数的に倍増するんです。本当に素晴らしい組み合わせの『サワとトキ』だと思っています」
サワは「前向きに溌剌と」というよりは「そうせざるを得なかった」という意味で描かれています。主人公のトキは、ある意味周りに流されて、運命を受け入れて、自分の道を決めてきた人物だ。対して親友のサワは、運命に抗う人。
『ばけばけ』の脚本作りの序盤ではまだ決めていなかったものの、クランクイン後に円井の演技を見て、サワのその後の物語が決まっていったという。橋爪さんは、サワは主人公のトキとは逆の道を選ぶ親友で、ある意味『もうひとりの朝ドラヒロイン』のような存在であると考えたこと。また、サワは明治時代に自分の力で地位を勝ち取っていくというストーリーだけを見れば、『朝ドラヒロイン的』な道筋にも見えます。